ベートーヴェン「ピアノソナタ第30番 ホ長調 作品109 第3楽章」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、9-12小節)
この4小節間は、ちょっと変わっています。
9-11小節目まで各1拍目に「4分休符」があり、音の厚みが薄くなっている。
各2拍目は「低いバス音」があり、なおかつ「4声体」が揃う。
つまり、作曲構造上、重みが入るのは1拍目ではなく「2拍目のほう」なのです。
極端にやる必要はありませんが、
譜例の「重」と書いた箇所に少し重みを入れ、
1拍目は強くならないように。
バスラインにカギマークを書き入れましたが、
この構造を見ても、
2拍目に重みが入る理由を納得していただけると思います。
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