とりあえず最低限すべきなのは
「手の支えを意識して練習する時期をつくる」
ということです。
右手の中指を立てて上向きにして
その指をしっかりとさせておいたうえで
力を抜いた左手の手のひらをかぶせてください。
傘のように。
このときに、
右手の指で支えるのは
手のひらのどの辺りにすると安定するのかを
調べてみましょう。
「手のひらの中心辺り」
ここを支えたとき
いちばん安定するように感じるはず。
このくぼんでいる部分を
「手掌窩(しゅしょうか)」と言います。
「窩」は「くぼみ」という意味なので
言葉の通りですね。
先ほど「傘のように」と書きましたが
傘に例えると、手掌窩は
5本の指という傘の骨が集結している「ろくろ」にあたるわけです。
この手掌窩を中指で支えている感触を
しっかりと脳裏に焼きつけてください。
そして、
両手とも
そこで支えられているようなイメージをもったまま
ハノンなどの基礎練習をしてみましょう。
手の運用が安定することを
実感できるはずです。
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