【ピアノ】基礎練習から、手の支えを意識する

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ハノンなどの基礎練習のときに
バタバタしている手を安定させるためには
どうすればいいのでしょうか。

 

とりあえず最低限すべきなのは

「手の支えを意識して練習する時期をつくる」

ということです。

 

右手の中指を立てて上向きにして

その指をしっかりとさせておいたうえで

力を抜いた左手の手のひらをかぶせてください。

傘のように。

このときに、

右手の指で支えるのは

手のひらのどの辺りにすると安定するのかを

調べてみましょう。

「手のひらの中心辺り」

ここを支えたとき

いちばん安定するように感じるはず。

 

このくぼんでいる部分を

「手掌窩(しゅしょうか)」と言います。

「窩」は「くぼみ」という意味なので

言葉の通りですね。

先ほど「傘のように」と書きましたが

傘に例えると、手掌窩は

5本の指という傘の骨が集結している「ろくろ」にあたるわけです。

 

この手掌窩を中指で支えている感触を

しっかりと脳裏に焼きつけてください。

そして、

両手とも

そこで支えられているようなイメージをもったまま

ハノンなどの基礎練習をしてみましょう。

手の運用が安定することを

実感できるはずです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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