accel. や rit. などのテンポ変化というのは
なんとなくテンポが動いたら良さそうだから
という理由で書かれているのではなく、
音楽の方向性など
表現と深く結びついています。
accel. のときは
楽曲の成り立ちとして
その到達点で達成感を感じるように書かれているのが通常なので、
演奏者もそれに応えて
達成感を感じるように演奏しなくてはいけません。
例えば、
accel. と同時に cresc. が書かれているのであれば
それをきちんと表現して
音楽の方向性を示してあげる。
また、accel. と書かれているところで
すぐに速めきってしまわないように
配分をよく注意する。
このようにして中途半端な表現を避けることで
弾き手にも聴き手にも達成感が得られます。
少なくとも力のある作曲家が作った作品であれば
意図なく各種記号や用語などが書かれることはありません。
必ず何かしらの表現として書かれていることを前提として
譜読みをするようにしましょう。
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