【30秒で学べる】モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.576 第2楽章」ワンポイントレッスン

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モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.576 第2楽章」ワンポイントレッスン

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、5-8小節)

丸印で示したメロディのEis音を見てください。

この音は、直後に出てくるメロディのFis音へ解決する音。

つまり、Fis音が目立って大きく出てきてしまうと音楽的に不自然です。

Eis音の減衰をよく聴いていて

その響きの中から顔を出すようにFis音を弾いてください。

 

曲頭からの大楽節の8小節間において

いちばんのヤマになるのは、もちろん7小節目。

先ほど話題にしたFis音からの3つのメロディ音を使って

少しふくらませて

7小節目へつなげるといいでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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