具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、2小節目)
まず、左側の譜例を見てください。
2拍目のウラでメロディと左手パートが重なってくるので
左手の指を上げることになります。
こういったときに
重なっていない音まで上げてしまうケースが聴かれますが、
残せる声部は音価分残さなくてはいけません。
実際の奏法としては
右側の譜例のように
左手親指は8分音符ぶんのばして切ってください。
同楽章で言うと、
66小節目も
まったく同じような重なりの処理が必要になってきます。
「指が重なっても、別の残せる声部は残す」
これを原則として
譜読みをしていくようにしましょう。
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