シューベルト「ピアノソナタ第7番 変ホ長調 D 568 第4楽章」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、158-160小節)
右手の演奏で
16分音符の直後に和音をつかむのが少し難しいですね。
そこでもし、
左手で5つの音を同時につかむほうが容易と感じる方は
カギマークで示したように
上段A音を左手で弾いてしまうといいでしょう。
ここでは何度もフォルツァートが書かれていますが、
このように何度も執拗に書かれている場合というのは
ただ単に強調するだけでなく
「エネルギーを落とさないで弾き進めて欲しい」
という意図があると考えてみてください。
譜例のところの直後には
息をのむほどほんとうに美しい、再現部第2主題が待っています。
それを効果的に引き出すためにも
譜例のフォルツァートの箇所は
劇的に、ノンストップで弾き進めましょう。
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