【ピアノ】録音したものをバスラインを聴きながらチェックする

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メロディなどのいちばん目立つ部分がうまくいっていると
バスラインは
全体の中でごまかして聴いてしまいがちです。

 

録音&チェックをするときに

メロディラインなどはよく聴いていると思いますが、

「バスラインの横つながりが問題ないか」

という観点でも

チェックしてみて欲しいと思います。

なぜかというと

いちばん目立つ部分がうまくいっていると

バスラインは

全体の中でごまかして聴いてしまいがちだから。

 

例えば、

順次進行で下りていくバスのつながりを聴いていて

どれかひとつの音だけが

大きな音で飛び出てしまっていたりすると問題です。

バスラインだけを取り出しても

それがバランスよくまとまっていることを目指していくべき。

 

また、ペダル効果で連結されている

以下のようなバスにも注意が必要です。

 

ショパン「ノクターン 第2番 op.9-2」

譜例(PD作品、Finaleで作成、曲頭)

丸印で示したように

バスラインを把握したうえで

それらの同士のバランスを

チェックしていきましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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