【30秒で学べる】モーツァルト「ピアノソナタ第8番 K.310 第2楽章」ワンポイントレッスン

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モーツァルト「ピアノソナタ第8番 K.310 第2楽章」ワンポイントレッスン

 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、15-17小節)

点線を入れた直後から「メロディ」が左手で演奏されますので、

ここのところは

フレーズを「別」にしましょう。

 

この小節からの左手では

メロディと伴奏を同時に演奏しますので、

スタッカートの伴奏のニュアンスがいい加減になりがち。

「片手練習」をして

ていねいに音楽をつくっておいたうえで

両手で合わせるとうまくいきます。

 

17小節目の右手のトリルは「持続表現」です。

つまり、全体で持続としての効果が伝わってくればいいので、

ゴリゴリと大きく弾く必要はありません。

「主役が左手に移っている」

ということを踏まえて演奏しましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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