「生のピアノっぽい感触」
という言葉がよく使われます。
この言葉は使う人物によってさまざまな意味をもちますが、
感触を感じさせる主な要素は
「エスケープメント・ポイントのコリッとしたひと押し」
だと考えています。
グランドピアノの鍵盤をゆっくりと下ろしていくと
底へ着く直前1-2mmのところで
一度抵抗を感じるところがあり、
そこからさらにひと押しすると底へ達します。
この一度抵抗を感じるところが
エスケープメント・ポイント。
詳細な楽器構造の解説ついては別の記事へ譲りますが、
上記のものはグランドピアノにおける構造とはいえ、
電子ピアノでも
中には、一度抵抗を感じるところを
疑似的につくってくれている楽器もあります。
そのコリッていうひと押しがあることで
感触が生のピアノっぽくなるわけですね。
電子ピアノを使っている方は
確認してみてください。
もちろん、必ずしも抵抗を感じるポイントがないから良くないというわけではなく
その楽器がどこへ向いて製造されているのかということです。
かなり高価な電子ピアノでも抵抗がないものもありますし、
かなり安価で手に入るものでも
設計されている機種はあります。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント