練習には、
指の動きを覚えたり忘れないようにしたりといった目的もありますが、
もっと重要なのは
「何かを発見するためにおこなう」ということ。
少なくとも筆者は
そのように考えて
練習したり、その他の音楽学習をしています。
特に弾き込み期間になると
毎日練習していても
ただ単に指を動かしているだけで
暗譜を忘れないようにすることに終始してしまう傾向があります。
そうではなくて、
毎日、たったひとつでもいいので
今まで気がつかなかったことを
その作品から探し出してください。
「楽譜上のちょっとした見落とし」
でもいいですし、
「自分のその楽曲に対する考え方やアプローチ方法」
などでもいいので、
とにかく毎日何かひとつ
有益なことを発見してください。
筆者は、このWebメディアの中で
たったひとつの楽曲を題材に
40-50記事以上も書いているものがあります(2024年8月時点)。
どうしてそんなに書く内容があるのかというと、
その作品からちょっとしたことでも発見しようと思って
楽しんで向かっていると
ほんとうに発見があるからです。
繰り返しますが、
「練習は何かを発見するためにおこなう」
これを前提として
作品へ向かってみましょう。
最後に、
「パスカル・ドゥヴァイヨンのピアノと仲良くなれるテクニック講座」
(著 : パスカル・ドゥヴァイヨン 訳 : 村田理夏子 / 音楽之友社)
という書籍の中の一文を紹介します。
ひとつの作品とは、私たちが歩き遂げなければならない道のりのようなものです。
(抜粋終わり)
◉ パスカル・ドゥヴァイヨンのピアノと仲良くなれるテクニック講座
(著 : パスカル・ドゥヴァイヨン 訳 : 村田理夏子 / 音楽之友社)
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