ハイドン「ソナタ 第60番 Hob.XVI:50 op.79 第3楽章」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、94-101小節)
94小節目のフェルマータ付きの休符でひと段落があり、
a tempoから始まるセクションで
楽曲のクライマックスがつくられています。
演奏ポイントのひとつとしては、
矢印で示した97小節目から98小節目へ移るときに
変な間(ま)を空けずにノンストップで突入すること。
急速なテンポということもあり
特に右手の移動が忙しいので
ここでひと呼吸入れてしまいがちですが、
そうしてしまうと
a tempoから始まった前向きのエネルギーが
台無しになってしまいます。
少なくとも104小節目までは
一気に一息で弾き進めましょう。
この感覚が分かりにくいという方は、
例えば、マルカンドレ・アムランなどの演奏を聴くと
腑に落ちると思います。
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