【ピアノ】上手くいかなかったことだけに目を向けて、良かったことまで黒歴史にしない

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失敗してしまったさまざまなおこないの中にも
幸せを感じられることは
たくさんあります。

 

1998年のアメリカ映画「ジョー・ブラックをよろしく」の中で、

登場人物であるジョー・ブラック(ブラット・ピット)が

スーザン・パリッシュ(クレア・フォーラニ)へ投げかける

以下のような発言があります。

「君があのとき見つけたのは君のもの」

 

ざっくり言うと、

「君の想い出の中にいる僕は、今の僕ではないけれども、

その想い出は、君しかもっていないかけがえのないものだ」

というニュアンスなんですね。

 

このような考え方は

音楽生活の中においても言えること。

 

我々はどうしても、

何でもかんでも完璧主義になってしまうことが多いように感じます。

◉ 本番中、ある一部分で失敗したので、その日の演奏はすべて良くなかったと思ってしまう
◉ 譜読み途中に挫折したから、その楽曲へ取り組んだこと自体を完全な黒歴史にしてしまう

など。

 

しかし、

新たな作品の楽譜を開いて譜読みを始めるワクワクを感じたり、

本番までの期間に

新たな作品が弾けるようになったことに大きな喜びを感じたりと、

幸せも経験しているはずです。

先ほどのジョー・ブラックの発言のように

「君があのとき見つけたのは君のもの」

と思ってみるのはどうでしょうか。

 

自身が経験した上記のような喜びは

これまでの経験などの積んできたことを

すべて踏まえたうえで感じているものなので、

まったく同じ経験を他者がすることはできません。

しかも、その経験や想い出がなくなることはありません。

喜びはずっと自分の中にしまっておけばいいと考えています。

 

人間関係でもそう。

気になっている人がニコッとしてくれて一気に好きになったのに

後日冷たくされたら

どうしても

「冷たくされた、最悪」

などと思ってしまうかもしれません。

しかし、辛いことがあっても冷たくされても

あのときニコッとしてもらえた想い出は自分だけのもの。

それまでのすべてを黒歴史にしていたら、やってられません。

 

本記事で言いたかったことは、

音楽学習でも何でも

ひとつの上手くいかなかったことだけに目を向けてしまって

他の良かったことまで黒歴史にしない、

ということです。

 

失敗してしまったさまざまなおこないの中にも

幸せを感じられることは

たくさんありますので。

 

◉ ジョー・ブラックをよろしく (字幕版)

 

 

 

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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