ベートーヴェン「ピアノソナタ第23番 熱情 ヘ短調 op.57 第3楽章」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、1-5小節)
「ハーモニー」についてですが
1-5小節目までずっと同じ和声が続いています。
これは、厳密にいうと、
「主調f-mollのドミナントの根音(C音)を省略した形」
(ポップスでいう「ディミニッシュ・コード」)
となっていて、
主調 f-moll の「トニック」へ行くのをずっと引き延ばしているわけです。
20小節目でやっとトニックになります。
ディミニッシュ・コードというのは、
非常に不安定な和声ですので、
緊張感を20小節目までずっと持続しましょう。
「連打」についてですが、
裏拍の短い音のほうが大きくなってしまうと不自然ですので、
拍の表に、より重みが入るように演奏しましょう。
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