【ピアノ】プレリュードとフーガのあいだで、手を拭かない

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ステージでの曲間の演出は、
聴覚的にも視覚的にも
気を付けるようにしましょう。

 

J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集」では

プレリュードとフーガがセットになっていますが、

このようにひとつながりで演奏すべき場合の曲間では

手を拭いたり

長いインターヴァルはとらないようにしましょう。

 

聴覚的に

あまりにも時間が空いてしまうのは避けるべきですし、

視覚的にも

聴衆側の緊張感が切れてしまうような見え方を避けたいところ。

ソナタなどの各楽章間も同様です。

 

反対に

まったく別の作品との曲間では、

時間を少しだけ長めにとったりと工夫することで

プレリュードとフーガのようなセットで演奏する作品との差を

演出することができるでしょう。

 

とにかく、こういった工夫は

聴覚的な観点と視覚的な観点の両方で気を付けるのがポイントです。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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