ショパン入門に最適の楽曲
憧れのショパンに入門したい方にとって
最適の楽曲があります。
です。
この楽曲がショパン入門にオススメできる理由は以下の通りです。
◉速いパッセージが出てこないため、メカニック的に取り組みやすい
◉太田胃酸のCMでおなじみの有名な楽曲なので、譜読み間違いにすぐ気付ける
◉美しいメロディを持つ楽曲なので、練習しがいがある
◉シンプルながら、上級者になってからもずっとレパートリーにできる作品である
取り組みやすいショパンの楽曲は他にもありますが、
マイナーな楽曲よりも
知られていて情報が多いこの楽曲から始めましょう。
疑問点などがあったときに
ヒントを見つけるのも容易ですから。
「全運指」「全ペダリング」公開
この楽曲はパブリックドメインになっています。
出版社が独自につけたアーティキュレーションなど
権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。
「全運指」「全ペダリング」を書き込みました。
これが唯一の方法というわけではありませんが、
多くの学習者にとってやりやすいものとなっているはずですので
学習の参考にしてください。
この譜例に記載したペダリングは
「響きの濁りを懸念して踏みかえを多くおこなっている例」です。
もしご自身で別のアイディアを思いついた場合は変更しても構いません。
もう一つ補足すべき部分があります。
12小節目の※の箇所を見てください。
ここでの鍵マークは
「2つの音を親指で一度に押さえましょう」
という意味ですが、
かなり難しく感じる方もいらっしゃるでしょう。
その場合は
次の譜例のように演奏しても構いません。
つまり、
右手の親指で弾くはずだったAis の音を左手でとり、尚且つ、
両手ともにアルペッジョにするということです。
具体的な練習の仕方
役割分担を見てみましょう。
左手 → バスおよび内声のハーモニー
このように役割分担がはっきりと分かれています。
したがって、
という練習が有効です。
片手づつ覚えてしまうくらいピカピカにしてから両手で合わせましょう。
また、
運指は弾くたびに変わってしまわないように
毎回同じ運指でさらうのが上達のコツです。
もちろん、
演奏者によって手の大きさは異なりますから
やりにくい箇所は変更しても構いません。
音楽的なことを学ぶために
今回は「入門」ということで
音楽的なことには触れませんでした。
しかし、このブログでも散々書いてきたように
本来でしたら
というのが理想です。
「音楽的なことを踏まえてどのように楽曲を仕上げるか」
という領域の内容は以下の電子書籍で紹介しています。
あわせて参考にしてください。
◉大人のための欲張りピアノ [ショパン プレリュード 第7番] 徹底攻略
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122
Amazonでご購入いただけますが、
「Kindle Unlimited」に登録している方は
kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。
「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。
Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
コメント