【ピアノ】初心者でもできる楽曲分析方法⑦

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本記事では、
「初心者でもできる楽曲分析方法」の第7弾を紹介しています。
第1弾~第6弾は以前に記事にしていますので
あわせてご覧ください。
第7弾を単独で読むことも可能です。

 

今回取り上げるのは、

「”はじめて” の要素を片っ端からチェックする」

という楽曲分析方法。

 

楽曲の構成を見ていく手段のひとつなのですが、

それほどハードルは高くありません。

「はじめて」というのは例えば、

◉ はじめて極端に高い音域が出てきたところ
◉ はじめて極端に低い音域が出てきたところ
◉ はじめて調号が変わるほどの転調をしたところ
◉ はじめて伴奏型が大きく変わったところ
◉ はじめてメロディが不在になったところ
◉ はじめてテンポが変わったところ
◉ はじめてピアニッシモが要求されたところ

など、何でも構いません。

とにかく「はじめて」に目をつけてください。

どうしてかというと、

はじめて出てきた要素というのは

楽曲構成上で大きな意味をもつため、

それを見つけること自体が

楽曲を理解することにつながるからです。

 

というのも、

作曲家は

◉ この後のクライマックスに向けて、まだ低いバスは出さないでおこう
◉ ここではじめて伴奏型を細かくして、明るい情景を演出しよう
◉ ここではじめてテンポを速くして、明確な場面変化を演出しよう

などと、

作品にもよりますが

ありとあらゆることを考えながら

どこでどういうことをはじめて出すのか計算しています。

だからこそ、

それらが楽曲構成上で大きな意味をもつわけです。

 

「はじめて」の内容も

すぐに見つけられるところから目をつけていき、

だんだんと

「高度な ”はじめて”」を見つけられるようになればOK。

 

ちなみに、

ピアノの構造や音楽史の勉強でも

「はじめて」を見つけることが大事。

【ピアノ】身に付く、ピアノの構造や音楽史の勉強方法

という記事にしているので

あわせて参考にしてください。

 


 

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