【ピアノ】手に違和感を感じたらすぐに練習中止すべき理由

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「あなたの不調は、原則、誰も指摘してくれない」
これを前提として
自身の管理をおこなうようにしてください。

 

練習中に

手に違和感を感じたり

明らかに痛みを感じたりする経験を

したことがあるでしょうか。

 

「ピアノを弾く」という行為は、

人間の日常生活の動きと比較すると

結構、イレギュラーな動きをしています。

したがって、

ムリをしたつもりがなくても

何かしらの原因で手や腕に違和感が生じる可能性は充分にあります。

 

私は整形外科医ではないので

無責任に治療法を書くことはしませんが、

唯一言えるのは

「優れたピアノ指導者でも、余程のことがない限り、あなたの痛みを見抜けない」

という事実を理解すべきだということです。

 

奏法があまりにも歪んでいたりすれば

そこに違和感を見つける指導者もいるかもしれませんが、

原則、外面からはあなたの痛みはわかりません。

ましてや独学の場合、

あなた以外の方にあなたの痛みはぜったいわかりません。

だからこそ、

手に違和感を感じたらすぐに練習中止すべきなのです。

 

フィギュア・スケートで

たびたび「疲労骨折」の話題が挙がりますが、

「コーチ・ストップをかけなかったのか」というよりも

おそらく、気づいていなかったケースが多いのでしょう。

あそこまで身体をフルに使うスポーツでさえそうなのですから、

ましてや

ピアノ演奏のみで故障を見抜くことは

相当困難と言わざるを得ません。

 

練習を中断した後にどうすればいいのか

ということに関しては、

「専門家による書籍」や「音楽家専門外来」など

多くの頼れるものがあります。

しかし、

中断する判断ができるか

中断する勇気を持てるかどうかについては

あなた自身が決断するしかないのです。

 

「あなたの不調は、原則、誰も指摘してくれない」

これを前提として

自身の管理をおこなうようにしてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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