■ポピュラーピアノにおける楽譜選びのポイント 4選
♬ 難易度はあくまでも目安
ポピュラーピアノの楽譜にも
難易度の目安が記載されていることは多いでしょう。
しかし、特にポピュラー分野の場合は
出版社によって難易度の記載にばらつきがあります。
「初中級」と書かれている作品が、
他社の同程度のアレンジで「上級」と書かれていることも。
要するに、基準がないのです。
クラシックピアノの場合は
「全音ピアノピースの難易度表」があまりにも有名ですので
他社の名曲集などを見ていても
たいてい難易度の基準が統一されています。
ではどうすればいいかというと、
デジタルデータで買う場合であれば
必ずサンプルを確認することが大切です。
また、
紙の楽譜を通販で買う場合など
楽譜の中身を確認できない場合は
その楽譜集の名称と曲名をYouTubeで検索かけてください。
一般の方が投稿している演奏では
概要欄に使用楽譜が記載されているケースも多いので、
上手くいけば
「演奏として」ではありますが
楽譜の中身を確認することができます。
それでも上手くいかない場合は最終手段です。
ポピュラーピアノでいう「上級」というのを
全音ピアノピースの難易度表でいう「Cランク」程度と考えましょう。
先ほども書いたように
これは絶対ではありません。
しかし、
傾向的にはこの辺りに落ち着いていることが多いので
難易度判断の最終手段としては
判断材料にしてもいいかもしれません。
♬「作曲者監修楽譜」があれば迷わず選ぼう
アレンジものが多く出回る
ポピュラーピアノの分野においては、
作曲者自身が編曲、
もしくは監修している楽譜の価値は圧倒的。
作曲者公式楽譜は手に入らない楽曲がほとんどですが、
もし見つけた場合は
難易度さえあっていれば迷わず選んで良いでしょう。
♬「音源マッチング楽譜集」や「完全コピー楽譜」は比較的安心
「音源マッチング楽譜集」というのは
CDなどで音源が発売された後、または同時に出版される、
それに準拠した楽譜集のことです。
このタイプの楽譜集は
必ずしも作曲家が監修しているわけではなく、
音源を元に採譜者が楽譜に起こしているだけの場合も多くあります。
しかし、
元が音源として存在するもの(もしくは同時制作)ですので
「ぜったいに弾けないような譜面にあたってしまう可能性は低い」
と言ってもいいでしょう。
商品名や商品解説に
「準拠」
などという言葉が入っていますので
判別には困りません。
ただし、やはりそれほど数は多くありません。
似たようなものとして、
「完全コピー楽譜」というものもあります。
「完全」と言っても
音源とやや異なる部分があるのも事実ですので
「原曲にかなり近い採譜」
と思っておきましょう。
【ピアノ】クラシック畑の方にオススメのポピュラーピアノ作品
♬「アレンジャー買い」はアリ
さまざまな楽譜へ触れているうちに
「このアレンジャーの編曲が好き」
と感じ始めることも多いでしょう。
そうなればしめたもので、
「アレンジャー買い」を検討してみるのもいいでしょう。
アレンジャーで検索をかけて
楽譜を逆引き検索してみてください。
本記事はここまでです。
ポピュラーピアノの分野では
言い方は良くありませんが
クオリティの低い楽譜もたくさん出回っています。
後から後悔することのないように
本記事で解説した4つのポイントを踏まえた上で
ていねいに楽譜を選んでいきましょう。
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