結論から言うと、
「演奏者にいい呼吸をさせること」
これなんです。
「同じオーケストラでも、指揮者によって音楽が変わる」
というウワサと言いますか、実感がありますよね。
それは、
「指揮者が適切な解釈を並べて音楽が変わる」
ということもありますが、
指揮者の役割としては
「指揮者が演奏家にいかにいい呼吸をさせたか」
ということの方がより重要とのことでした。
そうすると良質な音が出るので、気持ち良い音楽になります。
「そのためにどういうテクニックを使うか」
これを指揮法で学ぶわけです。
ピアノ演奏においても、
「フォルテなどで大きな音を出す場合、
その直前の拍でタイミングよくブレスをすると豊かなフォルテの音を出せる」
といったことをはじめとし、
呼吸の重要性はあげればキリがありません。
もし難しいことがわからなくても、
「演奏中に呼吸を止めないこと」
まずこれだけは意識してほしいと思います。
どんなことでも改善するための第一歩は「意識すること」です。
呼吸を止めるのがクセになってしまっている方は
「タイマーをセットして、それが鳴った時に呼吸が止まっていないかチェックする」
などといったように、
”不意打ち” でチェックするのを定期的におこなうと良いでしょう。
呼吸を止めてしまうクセがある方は
「首が前に出ている状態で演奏する習慣がついてしまっている」
こういったケースが多いように感じます。
呼吸については以下の記事も参考にしてください。
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