【ピアノ】初心者の選曲ガイド:バイエル〜ブルグミュラーレベル向け曲集「ピアノの森」

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【ピアノ】初心者の選曲ガイド:バイエル〜ブルグミュラーレベル向け曲集「ピアノの森」

► はじめに

 

ピアノの演奏発表会での選曲は、演奏者の技術レベルや練習時間、そして聴衆への訴求力など、様々な要素を考慮する必要があります。

本記事は、特に初心者の方々に向けて、「ピアノの森」シリーズを使った選曲のアプローチを紹介します。

 

► 内容について

‣ なぜ、「ピアノの森」シリーズがおすすめなのか

 

「ピアノの森」シリーズ(田丸信明 編著 Gakken)は、演奏発表会の選曲に悩む方々にとって、優れた選択肢となります。このシリーズには以下のような特徴があります:

実用的な特徴:

・経済的な価格設定(1冊800円〜900円程度)
・見やすい楽譜表記
・薄手で扱いやすい設計(約50ページ)
・練習中に楽譜が勝手に閉じにくい実用的な装丁

音楽的な特徴:

・有名曲とマイナー曲のバランスの取れた収録
・改訂版では連弾曲も収録
・音楽性の高い作品を厳選
・長年のベストセラーによる信頼性

 

‣ レベル別の構成

 

シリーズは5巻で構成されています:

・ピアノの森1:バイエル初級程度
・ピアノの森2:バイエル中級程度
・ピアノの森3:バイエル上級程度
・ピアノの森4:バイエル修了程度
・ピアノの森5:ブルグミュラー程度

 

► 活用のメリット

 

発表会での活用:

・音楽的な作品に絞られているため、演奏発表会向けの選曲が容易
・技術レベルが明確に分かれているため、自身の実力に合った選曲が可能
・有名曲とマイナー曲の両方から選べるため、選曲の多様性を出しやすい

日常練習での活用:

・演奏発表会後も継続して使用できる実用的な曲集
・バイエルなどの併用教材として最適
・段階的な技術向上とレパートリー形成が可能

 

► 筆者自身が導入期で実際に使った経験談

 

筆者がピアノを習い始めた頃、指導者のすすめでこの曲集を実際に使用しました。具体的な使用経験は以下の通りです:

 

使用の流れ:

・第1巻は使用せず、バイエルが半分以上進んだ段階で第2巻から開始
・第2巻を全曲学習後、第3巻へ進み数曲を抜粋して学習
・ブルグミュラー25の練習曲に入った時点で使用を終了

 

学習内容

継続学習として、第2巻の全曲と第3巻から抜粋した数曲を学びました。使用を終了した理由は、指導が「ブルグミュラー25の練習曲自体が音楽的な内容なので、入った段階で教材を切り替える」という方針だったためです。

 

印象に残った楽曲

第2巻の「スケーターズワルツ(ワルトトイフェル作曲、易しいアレンジ版)」と第3巻の「魔法にかけられた王女(編著者のオリジナル作品)」は、少人数の集まりでも演奏した、特に思い出深い作品でした。

 

► まとめ

 

「ピアノの森」シリーズは、演奏発表会の選曲という特定の目的だけでなく、日常的な練習教材としても優れた価値を持っています。経済的で実用的な特徴に加え、音楽的な質の高さも備えており、入門者からブルグミュラーレベルまでの学習者にとって、理想的な選択肢となるでしょう。

 

・バイエル初級程度 新訂 ピアノの森(1)

 

 

 

 

 

 

・バイエル中級程度 新訂 ピアノの森(2)

 

 

 

 

 

 

・バイエル上級程度 新訂 ピアノの森(3)

 

 

 

 

 

 

・バイエル修了程度 新訂 ピアノの森(4)

 

 

 

 

 

 

・ブルクミュラー程度 新訂 ピアノの森(5)

 

 

 

 

 

 


 

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