【ピアノ】ただ並んでいるだけのように見える音群こそ注意

スポンサーリンク
本記事では、
譜読みの際に必ず目を光らせるべき内容のうち、
「内包ライン」について
具体例とともに解説しています。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

今回の教材も、この作品。

ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

下段の丸印で示した音を見てください。

「C音-D音-E音」と

「2度で上がっていくラインが内包されている」

ということがわかると思います。

これらが「一本の線」として聴こえるように演奏しましょう。

別の言い方をすると、

「どれか一つの音だけが急激に大きくなったりしないように」

ということです。

 

一見、ただ並んでいるだけのように見える音群も

よく見ると

このような内包ラインが含まれていることは多い。

どんな楽曲でも

譜読みの際に必ず目を光らせるべきです。

 

(再掲)

【ピアノ】作曲家自身が編曲したオーケストラ版は、最高の教材

という記事でもご紹介しましたが、

この作品には

「ラヴェル自身が編曲したオーケストラ版」があります。

そのオーケストラ版では

♬ 丸印をつけた音は、コントラバスのピチカート
♬ 下段のそれ以外の音は、チェロのピチカート

このように担当分けされています。

つまり、

オーケストラ版を参照することでも

ラヴェルがそれらの音をどのように扱いたかったかを

理解する手がかりになるのです。

 

ラヴェル自身が編曲したからこそ受けられる恩恵ですよね。

積極的に参考にしましょう。

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」 もっとピアノが上達したいあなたへ

 

「Kindle Unlimited」をご存知ですか?

私が執筆している数百冊のピアノ関連書籍に加え、

200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。

「初回30日間無料トライアル」を使って、

ピアノをもっと深く学んでみませんか?

もし合わなければ、いつでもすぐに解約可能です。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122

Amazonでご購入いただけますが、

「Kindle Unlimited」に登録している方は

kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。

「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。

Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

コメント

タイトルとURLをコピーしました