【ピアノ】基礎は「バロック」「古典派」「ロマン派」にある

本記事では、
「バロック」「古典派」「ロマン派」の作品をまなぶ重要性
について解説しています。

 

私はよく、

シェーンベルクが著した

「作曲の基礎技法」シェーンベルク 

という本を「楽器を演奏する方にも」すすめています。

この本では、

「バロック」「古典派」「ロマン派」の作品ばかり(以降の作品はごくわずか)

例題としてとりあげられ、

楽曲の成り立ちについて徹底的な解説がされています。

1曲にしぼった解説ではなく、

重要なことを解説するために豊富な譜例を提示している

というわけです。

 

ここでみなさんに考えて欲しいのは、

なぜ「バロック」「古典派」「ロマン派」の作品ばかりが取り上げられているのか

ということ。

シェーンベルクは

キャリアの前半では「調性音楽」も作曲していましたが、

基本的には「無調音楽」の作曲に取り組んだ、

当時としては先端をいっていた作曲家です。

ラフマニノフが美しいピアノソナタなどを作曲した時期よりももっと前に

シェーンベルクはすでに「無調音楽」へと突入していたのです。

それにもかかわらず

この本では無調音楽のことは触れられていません。

つまりシェーンベルクは

やみくもに無調音楽を作曲していたわけではなく、

「それまでの時代の基礎をしっかりと理解した上でそれがイシズエになっていた」

ということなのです。

これは、

読み流してしまわないで

その意味をよく考えていただきたい部分です。

 

シェーンベルクの「作曲の基礎技法」とは

「無調音楽の作曲方法」や「十二音技法のノウハウ」などではなく、

「バロック」「古典派」「ロマン派」という、

本当の意味で音楽の根幹となる部分を理解するための書籍ということ。

 

近現代以降の作品では

単純でない変則的なカタチも増えてきますが、

この本の内容をしっかりと理解しておけば

どこがどう変化しているのかを理解できるので

問題なく対応することができます。

 

楽器演奏をする方が

ある程度弾けるようになった段階から

さらに一歩先のレヴェルへ進むには

「楽曲の成り立ちを理解すること」

が欠かせません。

それによって

「的確な音楽解釈ができるようになるから」です。

また、

テクニック的にうまく弾けない部分というのは

音楽的な理解自体が足りていないことが原因となっているケースは多く、

楽曲の成り立ちを理解することで

テクニック的な問題の解決にも直結します。

 

「全ての基礎はバロック、古典派、ロマン派にある」

といっても過言ではありません。

特に上級を目指す方は

これら「イシズエ」を

焦らずに丁寧に学習していきましょう。

 

シェーンベルクの「作曲の基礎技法」で取り上げられている内容のうち、

どんな作品を使ってでも誰にでも簡単にできる楽曲分析方法があります。

これについては以前に記事にしていますので

あわせてご覧ください。

【ピアノ】初心者でもできる楽曲分析方法

 


 

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