無窮動の楽曲では
ノンストップで常に一定したリズムがありますね。
では、作曲的にどのようにメリハリがつけられているのかというと、
そのうちのひとつが、構成の変化によります。
例えば、
では、基本的に4小節単位で音楽が続いていくのですが、
全252小節中、
3小節単位になるところが4回だけ
2小節単位になるところが2回だけ出てきます。
つまり、
236小節ぶんが4小節単位で進んでいくので
単位が変わった数少ないところがメリハリに。
それに、単位が変わる部分というのは
「いずれもセクションに区切りをつけるオチのところで出てきている」
という共通点も見えてきます。
これらのような
無窮動の中に出てくるちょっとした構造の変化のことを、
筆者は、
「隠された突っかかり」
と呼んでいます。
無窮動のような
ノンストップで常に一定したリズムがある楽曲でこそ
「隠された突っかかり」を把握しておいてください。
楽曲理解が深まり、
暗譜をするときにも有効にはたらくので。
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