短い曲が100曲も収録されているこの教材、どのように取り組むべきなのでしょうか。
本記事では、筆者の実体験をもとに「一気に終わらせる方法」を解説します。
ピアノ学習において筆者にとって一番辛かったのは、好きな方には申し訳ありませんが「ツェルニー100番練習曲 Op.139」でした。
各曲は短いものの、100曲という量は多くの学習者にとって大きな壁となっています。
筆者は、当時子供ながら先生に相談して、100番のうち数曲だけやったらツェルニー30番へいかせてもらったので良かったのですが、いまだに全てを課す先生もいると耳にするたび、驚きます。
毎週レッスンを受けても年に40-48回くらいしかレッスン回数はないので、
それで不合格になる曲も出てきたら、この曲集に何年使うことになるのか分かりません。
タイトルを回収します。
習いに行っている方がツェルニー100番を一気に終わらせる方法は、
「やりたくないと、先生へはっきり伝えること」
これに限ります。
独学の方は、思い切ってとばしてください。
こういうことに困っている方の多くは、結局、嫌だと思っているということを先生へ伝えていないのだと思います。
「また教室へ行くから嫌な雰囲気にしたくない」ではなく、また行くからこそ、話して解決しないといけないんです。
それで怒られるようであれば、先生を変えて新しい先生のところへ「ツェルニー30番」から持っていけばいい。
そういった選択をできるのが、大人の学習者の特権。
「ブルグミュラー25の練習曲」を終わらせた方であれば、必ずしもツェルニー100番を挟まなくても30番へ接続できます。
もし大変に感じるようであれば、別の教材を数曲のみ補えばいいでしょう。
筆者は、ツェルニー100番をあえて中~上級になってから抜粋で使うのは良い練習だと考えていますが、
子供の頃に練習が嫌いになりそうなきっかけとなったのがこの曲集だったので、本記事をまとめました。
繰り返しますが、今回解説した内容は筆者が実際に行った方法です。
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