■ リチャード・クレイダーマンの代表曲「渚のアデリーヌ」
♬「渚のアデリーヌ」とは
「渚のアデリーヌ」は、
ピアニスト「リチャード・クレイダーマン」の代表曲として
彼のレパートリーの中で
もっとも人気の高い作品です。
ときどき勘違いされているのですが、
リチャード・クレイダーマン自身が作曲したわけではありません。
作曲者は「ポール・ドゥ・センヌヴィル」です。
「美しい旋律」に「幅広い音域を使った演奏効果」が特徴。
日頃クラシックで学習している力を活かして演奏出来る一曲です。
曲調的にクラシック音楽との相性が良いので、
あらゆる場面で演奏できます。
イージーリスニングの分野の定番曲ということもあり
ピアノをやっていない方でも
聴いたことはあるでしょうから、
披露するとたいへん喜んでもらえるはずです。
♬ 演奏難易度
渚のアデリーヌは
「ブルグミュラー25の練習曲 中盤程度〜」
の段階にいる方であれば挑戦できるでしょう。
ただ単に「弾けるようになる」という点でだけ言えば、
ブルグミュラー「貴婦人の乗馬」の難易度と大差ありません。
全音ピアノピースの難易度で例えると、
「Aに近いB」というイメージです。
「ハ長調」の作品ですし、
少し出てくる細かなパッセージも
「通常の分散和音」が中心。
そういった面で譜読みをしやすいでしょう。
♬ 楽譜はどれを使えばいいか
リチャード・クレイダーマンの各種レパートリーは
クラシック音楽のような決まった楽譜がありません。
彼自身、
演奏するたびにアレンジを変えて弾くので
それも理由のひとつでしょう。
つまり、世に出ているピアノソロの楽譜は
一応「採譜したアレンジ譜」ということになります。
以下リンク先の「ぷりんと楽譜」のスコアは
やさしくアレンジし直されて “いない” ものの中での定番。
ほとんどのピアノ弾きはこのタイプの楽譜を使います。
» 渚のアデリーヌ(リチャード・クレイダーマン) /ピアノ(ソロ)
♬ この楽曲が効果的に使えるシーン
♬ レストランやブライダルでのピアノ演奏に
♬ ストリートピアノに
♬ 大切な方へのプレゼントに
♬ ポピュラーピアノへの初挑戦に
♬ リチャード・クレイダーマンへの初挑戦に
本記事は以上です。
リチャード・クレイダーマンについては
以下の記事でも解説しています。
あわせて参考にして下さい。
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