【ピアノ】一度ミーハー心を捨てて、音楽に向き合ってみる

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【ピアノ】一度ミーハー心を捨てて、音楽に向き合ってみる

► はじめに

 

本記事では、「一度ミーハー心を捨てて、音楽に向き合ってみる」というテーマをもとに、音楽との向き合い方について考えてみます。

 

► 3つのヒント

‣ 1. 純粋に弾きたくてウズウズしていた時のことを思い出す

 

多くの人が音楽を通じて自己表現をしたいと思っています。

・「上手に弾けるようになったら、みんなに見てもらえる」
・「演奏で注目されたい」

といった気持ちは自然なことですが、そのような「目的」にばかり囚われてしまうと、音楽そのものを楽しむ気持ちから離れてしまう可能性があります。特にある程度弾けるようになってくると、純粋に音楽が好きな気持ちよりも、「どうやってあのチャンスを得るのか」などと、別のことが頭を埋め尽くしてしまうようです。

まずは、純粋に弾きたくてウズウズしていた時のことを思い出してみてください

 

‣ 2. キラキラした部分に憧れるだけでなく、音楽そのものをもっと好きになる

 

音楽の世界には華やかそうで目を引く部分がたくさんあります。上級者の魅せる演奏や華麗なアレンジ曲、SNSで注目を集めるようなパフォーマンス、メディア音楽など、それに憧れること自体は悪いことではありません。しかし、「キラキラした部分」ばかりを追い求めると、音楽仲間と話していても、音楽の内容よりも魅せ方や成果の凄さばかりに興味を持ってしまう結果になります。

音楽を深く学んでいく中で、音楽そのものの美しさや力強さや成立の背景などに感動できると最高です。例えば、シンプルな作品でもその中に込められた感情やメッセージを理解することは、とても素晴らしい経験です。音楽そのものを「感じる」「楽しむ」「読み解く」ことを大切にしましょう。

音楽のキラキラした部分に憧れるだけでなく、音楽そのものをもっと好きになって欲しいと思います。

 

‣ 3. 自分のペースで続ける

 

大人になってからピアノを始めると、どうしても友人やSNSで見かける上級者と自分を比較してしまうことがあります。その結果それを励みに頑張れるのは、相当強い人物のみです。焦って音楽の楽しさを忘れてしまう学習者の方が圧倒的多数でしょう。

音楽はマラソンのようなもので、少しずつ積み上げていくもの。自分のペースであっても成長を感じられるようになれば、音楽がもっと楽しくなり、続ける力にもつながります。日常生活の一部として音楽を取り入れ、地味にコツコツ続けていくことが必要だということを踏まえておきましょう。

 

► 終わりに

 

ミーハー心を一度脇に置いて、音楽の魅力にじっくりと向き合ってみてください。音楽を本当に楽しみ、成長するための第一歩として、「音楽そのもの」に心を向けてみてください。

音楽仲間などが何か大きなチャンスを得た時には、まずはその音楽そのものに興味を持つようにし、真っ先に「どうやってそのチャンスを得たのか?」などと質問するのはやめましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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