【ピアノ】音楽用語を無理なく確実に身につける効率的な方法
► はじめに
ピアノ学習において、音楽用語や関連知識の習得は避けて通れないもの。しかし、辞典的書籍を開いてはじから用語を暗記しようとすると、多くの方が挫折してしまいます。
本記事では、無理なく効率的に音楽用語を身につける方法を紹介します。
►「楽曲に関連付けて学ぶ」という効率的アプローチ
音楽用語を効果的に学ぶ最も自然な方法は、「今演奏している曲に関連する用語だけを学ぶ、それだけは確実に身につける」というアプローチです。
‣ 具体例で見る学習法
例えば、次のような形で学習を進めていきましょう:
ダカン「クラヴサン曲集 第1巻 第3組曲 かっこう ホ短調」を練習中の場合:
・ロンド形式
・ルフラン
・クプレ
シューマン「ユーゲントアルバム Op.68-11 シチリアーナ」を練習中の場合:
・複合三部形式
・シチリアーナ
・パストラール
楽曲情報について調べるクセをつけることで、最低限必要なこれらのような用語は出てきます。それについてだけ調べて学習するアプローチです。
‣ この学習法の3つのメリット
1. 記憶の定着率が高い
実際に演奏している曲と関連付けて学ぶことで、ただの暗記ではなく「自分にとって必要な、生きた知識」として頭に入ります。実感を伴って理解できるため、記憶に残りやすいのです。
2. 復習が容易
仮に用語を忘れてしまっても、「あのダカンの曲で出てきた用語」と曲と結びついているので、思い出すきっかけができています。また、曲を弾くたびに自然と復習することになります。
3. 学習負担が軽い
一度に覚えるべき用語が限られているため、精神的な負担が少なく、継続しやすくなります。「今日はこの3つの用語を理解すればいい」という明確な目標設定ができます。
► 実践のためのステップ
1. 新しい曲の譜読みを始める際には、まず曲の形式や特徴などの周辺情報を調べる習慣をつける
2. 楽譜に書かれている音楽用語を見つけたら、必ずその意味を確認する
3. 調べた用語は、楽譜に書き込むか、専用のノートに記録する
4. 同じ用語に何度も出会ったら、それは重要な用語なので特に注意しておく
5. 定期的に、これまでに学んだ内容を復習する時間を設ける
► 終わりに
上記のアプローチで学習を続けると、数年後には自然と幅広い音楽用語や関連知識を身につけることができるでしょう。「無理なく」「楽しみながら」「楽曲と紐付けて」知識を増やしていくことが、良質な学習を続けるコツです。
次の曲に取り組む際は、この方法を試してみてください。音楽用語の学習が、苦痛ではなく楽しみになるはずです。
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