都内住み・男・作編曲家のカバンの中身:想像vs現実の切ない報告
► はじめに
本記事では、筆者が普段持ち歩いている「バッグの中身」を赤裸々に公開します。音楽制作に欠かせないアイテムから、ちょっとした日常アイテムまで、どんな物を使っているのか、ぜひチェックしてみてください。
► 期待:華麗なる音楽家の持ち物
・高級なヘッドフォン
・手書きの楽譜が詰まったモレスキンのノート
・インスピレーションを受けた時用のポータブルレコーダー
・ベートーベンの胸像(?)
► 現実:実際の中身を見てみましょう…
‣ 1. iPad Air 11インチ
「アイデアは突然降ってくる」と言い訳しながら、実際には猫動画を見ています。…というのは冗談です。
主な使い方:
・音声入力による執筆
・ノートアプリでのアイデア出し、簡単な譜面のスケッチ
・Kindleなどでの読書
筆者は自宅などの落ち着いた環境でしか腰を据えた作曲や編曲はしないと決めているので、外出先ではアイデア出しや簡単なスケッチのみを行います。また、このWebメディアの運営は筆者にとって大事な事業なので、うるさいところでボソボソやったりと音声入力を中心に外出先でも執筆しています。
また、iPadを使って読書をすることも多くあります。特にKindle Unlimitedの読み放題サービスは、音楽関連の書籍を手軽に読めるので、とても重宝しています。もし興味があれば、こちらからKindle Unlimitedを試してみてください。
ちなみに、持ち物が少ないうえにiPadがメインツールになっているので、バッグも11インチがほぼピッタリ入る小ぶりのものを使っています。
なぜ、iPadがメインツールなのか:
・交通などの支払い時以外、スマホをほとんど触らない生活だから
・デジタルツールを使いつつも、「手書き」という手段を重視しているから
・なるべく持ち歩くものを減らしたいから
‣ 2. 折り畳み傘(ブラック・60cm)
Q:なぜブラック?
A:「アーティストだから」という設定を必死に守るため。
20%以上の降水確率がある時には持ち歩くようにしています。時々、日傘にもしています。前に使っていた折り畳み傘は教員の友人にあげたので、2024年3月から、今のものになりました。
‣ 3. 財布(ブラック・超薄型)
・クレカ2種類
・少量の現金
ほとんどカラッポ。財布が奏でる音は「カラカラ」というリズムだけです。
交通も支払いもスマホで済みますし、正直、持っていかないことの方が多くあります。
‣ 4. 小物入れ(ブラック)
収納されているもの:
・マスク(作曲のアイデアが出ない時の言い訳用)
・常備薬(締切前の胃薬が主力)
・ティッシュ、ハンカチ
・充電関係の小物
‣ 5. 音楽学校指導日の追加アイテム
指導に行っている音楽学校へ出勤する時は:
・勤務カード(唯一の社会人らしいアイテム)
・紙の楽譜などの資料(「これは新曲のアイデアです」と言い張っている落書き)
・ペンケース(高くないけれど、ブラックで高級感を演出)
が追加されるだけですね。ポケットにスマホは入っています。
► 結論:作編曲家の真実
想像:楽器と楽譜に囲まれた芸術家の姿
現実:iPadと戯れる普通のおじさん
でも、この程度の装備でも素敵な音楽は作れるんです!…たぶん。
この記事を読んで、「私の方がプロっぽい持ち物持ってるわ」と思った方、その通りです。
► おまけ:よくある質問(真面目な回答)
Q:なぜ、持ち物が少ないんですか?
A:2020年から約3年間かけて、自分にとって本当に必要なものを見極めたからです。ミニマリストではありません。
Q:インスピレーションはどこで得るんですか?
A:締切直前のパニック状態が最高のインスピレーションです。
以下の記事も参考にしてください。
【ピアノ】iPadで始めるデジタル手書き楽譜入門:効率と創造性を両立する選択肢
► 関連コンテンツ
コメント