【ピアノ】譜読みの前にざっとアナリーゼしよう

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「楽曲分析(アナリーゼ)」は
できる限り
2段階に分けておこなってみてください。

 

「楽曲分析(アナリーゼ)」をどのタイミングでするのかについてですが、

ざっくりした分析は

譜読みの前に一度やっておくといいでしょう。

そうすることで、

譜読みの効率が上がるだけでなく

読み間違い自体を減らすことにもつながります。

 

必要に応じて

後ほどしっかりした分析をするのもいいですね。

なぜ、最初はざっくりとした分析でいいのかというと、

譜読みが終わった頃には

楽曲理解が深まっているため

そのときに分析をすることで初めて取れる情報があるからです。

したがって、

◉ 譜読み前のざっくりとした分析
◉ 譜読み後の腰を入れた分析

この2段階の取り組みをおすすめします。

 

ざっくりとした分析の場合は

軽めの内容でつくられている分析本を活用するのも

ひとつの手。

例えば、モーツァルトのピアノソナタの場合は

「モーツァルト ピアノソナタ 形式の分析による演奏の手引き」著 : ヨセフ ブロッホ、中村 菊子、木幡 律子 / 全音楽譜出版社

という書籍が

この段階の参考教材に適しています。

解釈というよりは分析の色が濃い参考書で、かつ、

「全構成分析は書かれているけれども、それ以外の内容はシンプル」

という特徴があるからです。

 

先ほど、

譜読みが終わって楽曲理解が深まったら

再度分析をしてみるべきだと書きましたが、

解釈本や分析本の種のものも

そのタイミングで再読してみてください。

加えて、さらに詳しく書かれている書籍に手を出してみるのもいいですね。

 

モーツァルト ピアノソナタ 形式の分析による演奏の手引き 著 : ヨセフ ブロッホ、中村 菊子、木幡 律子 / 全音楽譜出版社

 

 

 

 

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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