音楽理論を知らなくても出来る楽曲分析(アナリーゼ)に
「役割分担をみる」
というものがあります。
まずは、
「その箇所では右手と左手がそれぞれ何の役割になっているか」
これを考えます。
例えば、
「右手が伴奏に変わって、左手にメロディが来た」
など。
「楽曲分析なの?」
と思うかもしれませんが、
充分に立派な、なおかつ、演奏に直結する楽曲分析です。
どこをいちばん聴かせればいいかということが明確化し、
バランスをとっていくことができるから。
聞いたところ当たり前のことのようですが、
メロディよりも伴奏が目立ってしまっていたりと
音楽を立体的に捉えられていないケースは
よく見られます。
そして、もし余裕があれば、
「旋律」「対旋律」「内声」「バス」など、
もう少し詳細の役割を見分けてみましょう。
いずれにしても
「役割分担をみる」
という内容自体の重要性は変わりません。
楽曲分析(アナリーゼ)というと
どうしても
「和声分析」や「動機分析」をすることがいちばん重要だと
思いがちですが、
先ほど書いたように
「役割分担をみる」という分析などの方が
演奏にはむしろ直結するんです。
そして、
音楽理論を学んでいなくても
問題なく取り組めます。
「楽曲分析(アナリーゼ)に取り組んだことがない」
という方は
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