【ピアノ】練習中、音楽学習中に寝ないコツ
► はじめに
本記事では、読者さんから寄せられる「練習中に眠くなってしまう」という悩みについて、数々の失敗談と共に実践的な対策をお話しします。筆者自身の経験も交えながら、具体的な解決方法を紹介していきます。
► なぜ、ピアノ練習中に眠くなるのか
実は、ピアノ練習中の「睡魔との戦い」は以前の筆者にもよくありました。ある日、ショパン「ノクターン(夜想曲)第8番 変ニ長調 Op.27-2」を練習していたら、その名の通り「夜想曲」効果バッチリで、鍵盤に顔面突っ込みそうになりました。
眠くなる主な理由は:
・同じ動作の繰り返しによる脳の活動低下(脳が「あ、もう寝ていいんだな」と勘違い)
・姿勢が悪くなることによる血流の悪化(カメのように首を突き出していませんか?)
・部屋の照明が暗すぎる(ロマンティックな雰囲気は練習には向きません)
・練習時間が不適切(食後すぐの練習は要注意です)
► 実践的な対策法
1. 練習スケジュールの工夫
「食後のピアノはNG」と前述しましたが、ある友人は「食後すぐの練習で、ベートーヴェンの『月光』を演奏中に月の光の下で寝てしまった」という伝説を残しています。筆者の場合、食後1時間は練習を避けるようにしています(その間はクラシック作曲家たちの面白いゴシップでも読んでいましょう👀)。
2. 練習方法の工夫
眠くなってきたと感じたら、以下のように練習内容を変更します:
・スケール練習から曲の練習に切り替える(スケールは数羊のカウントになりがち)
・テンポの異なる楽曲に切り替える(特にアダージョは要注意…これは経験談です)
・技術的な課題のある部分の練習に切り替える(脳をフル稼働!)
3. 環境づくり
・適度な明るさを保つ(暗すぎる部屋は禁物)
・適度な換気を心がける(新鮮な空気を取り入れる)
・快適な室温を保つ(暖か過ぎると眠くなりやすい)
4. 効果的な小休憩の取り方
45分練習したら、3分程度の小休憩を入れることをおすすめします。初心者の場合は、20分ワンセットにするなどの時間調整をしてください。小休憩ではスマートフォンは見ないようにしましょう。代わりに:
・軽いストレッチ
・深呼吸
・窓の外を眺める
こんな方法も効果的:
・デジタルメトロノームの音を変える(単調な音に慣れると眠くなりやすい)
・その日だけは譜読みをガン無視して、弾き込みに専念する
・やる気になれない曲は、一時的に別の曲へ切り替える
・眠くなったら、家事のような軽い有酸素運動をする
► 終わりに
睡魔と戦うのは、モーツァルトだって経験したはず…。と、勝手に想像してます(誰か歴史的資料ありませんか?)。
どうしても眠い時は、15分の仮眠を取るのも一つの手です。ただし、アラームは必ず設定してください。「5時間後に目が覚めた」という悲劇は避けたいものです(筆者の苦い経験より)。
ぜひ自身に合った方法を見つけてください。素敵なピアノライフを!
ピアノリサイタルで寝ないコツについては、以下の記事も参考にしてください。
► 関連コンテンツ
コメント