部分練習をするときには
原則、強拍で弾き終えるようにしましょう。
ほとんどの音楽は
強拍まで弾くことで
音楽がひとまとまりになります。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)
例えば、
1小節目の1-2拍を部分練習したいのであれば
3拍目の頭の音まで弾く。
1小節目全体を部分練習したいのであれば
2小節目の頭の音まで弾くようにしてください。
律儀に練習したい部分の最後の音で止めてしまうと
音楽の構造や流れを無視した練習になってしまいます。
この楽曲に限らず、
たいてい、強拍まで弾いたほうがベター。
こういったやり方は、
「ピアノピース2週間マスター シリーズ(全音楽譜出版社)」
でも指示されていた方法です。
「強拍で」と書きましたが、
この参考書では
「次の小節の頭まで」
という指示をしています。
小節単位で区切って練習する課題が課せられているので
とうぜんですね。
音楽は常に流れていますし、
小節のつなぎ目というのは
作曲の上でも音楽の連結として重要なところですので、
この練習方法は推奨されます。
こうすることで、
それぞれの練習箇所が音楽的につながるようになる。
「究極の部分練習」とも言える、
もっと細かく拍単位に区切って
各拍の頭で止めていく
「拍頭止め」
という練習方法も。
◉ 拍の整理ができる
◉ 暗譜対策になる
など、有益な練習方法となっています。
という記事で解説しているので
あわせて参考にしてください。
【ピアノ】「ピアノピース2週間マスター」の練習法、オススメ
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