中級以上向け ペダリング学習パス
► パス内容と前提条件
本パスについて
ピアノ演奏の初中級以降の楽曲には、中途半端にペダリングが書かれているものも少なくなく、また、全く書かれていないものも出てきます。したがって、参考資料もあわせて学習していく必要性を感じることが多くあるはずです。そこで、多角的にペダリングについて学べるシンプルな学習パスを用意しました。
前提条件
最低でも「ツェルニー30番入門程度」の学習段階に達してから、本パスに取り組んでください。
► 2種のコースと講座
‣ メインコース(全記事必修)
以下の記事は、それぞれボリュームのある内容です。特に「ダンパーペダル 完全ガイド」は50項目近い学習内容を含んでいます。譜例がついている項目は音を出しながら学習してください。
「楽器の構造から学ぶペダリング」は、普段電子ピアノで練習している方も、様々なピアノで本番を踏むことを前提として必読です。
1.【ピアノ】ダンパーペダル 完全ガイド:音楽表現を豊かにする実践的ヒント集
2.【ピアノ】ソフトペダルの使い方と表現技法
3.【ピアノ】ハーフペダリングの基本と実践:音響原理から具体的な演奏技法まで
4.【ピアノ】作曲家自身によるペダリング指示を読み解く
5.【ピアノ】楽器の構造から学ぶペダリング
‣ サブコース(全記事必修)
以下の3記事は、ペダリングに主焦点を当てた記事ではありませんが、ペダリング学習にとって大きく影響のある内容を扱っています。
1〜3番まで掲載順序に従って学習することで、最も効果的な学習ができます。
1.【ピアノ】フィンガーペダルの概論と実践的活用法
2.【ピアノ】中庸テンポでのアルベルティ・バスにおけるフィンガーペダルの使用実践例
3.【ピアノ】音楽的記譜法と技術的記譜法の違いと見分け方
‣ より高度なペダリング学習への橋渡し講座
メインコース・サブコースを修了した方向けの、次のステップへのガイダンスです。
【ピアノ】ペダリングの分析的アプローチ:濁り以外の3つの重要ポイント
► 修了要件
・メインコースの全編完了
・サブコースの全編完了
・より高度なペダリング学習への橋渡し講座の完了
► 修了後の進路と追加推奨教材
修了後は、各自の演奏取り組み分野(時代様式、作曲家、ジャンルなど)に応じた、実演を通した個別のペダリング学習へと進みます。
その際に、以下のペダリング専門書も学習に取り入れることをおすすめします。いずれも、中級〜上級者を対象としたペダリング専門の学習教材です:
1. ピアノ・ペダルの技法 著:ジョーゼフ・バノウェツ → 詳しいレビューを読む
2. ピアノ ペダリング 著:ライマー・リーフリング → 詳しいレビューを読む
3. ピアノ・ペダルの芸術 著 : アルガーノン・H.リンド → 詳しいレビューを読む
4. ペダルの現代技法―ピアノ・ペダルの研究 著 : K.U.シュナーベル → 詳しいレビューを読む
5. ピアノを歌わせる ペダリングの技法 著 : ヘルムート・ブラウス → 詳しいレビューを読む
6. ピアノペダルの使い方 著:笈田光吉 → 詳しいレビューを読む
7. ピアノ・ペダルの踏み方 著:安田信子 → 詳しいレビューを読む
► 関連コンテンツ
著者の電子書籍シリーズ
・徹底分析シリーズ(楽曲構造・音楽理論)
Amazon著者ページはこちら
・SNS/問い合わせ
X(Twitter)はこちら