【ピアノ】幅広い音楽に触れることの重要性

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本記事では、
「初級者〜中級者」を対象に
「幅広い音楽に触れることの重要性」をお伝えしています。

 

演奏というのは

「演奏者の趣味や興味のあらわれ」

です。

もちろんいいことで、

だからこそ演奏者ごとの色が出ます。

そして、

演奏者が自分の演奏をどう聴いているのかが

演奏を通して伝わってきます。

ここでいう趣味とは

「大きく低音が出ている方が好き」
「ペダルが少なめのドライなサウンドが好き」

など、そういった内容のもの。

 

学習が浅いうちは、

それらの趣味や興味が偏りすぎないように

幅広い音楽に触れるのがベターです。

自分が苦手な音楽や

今まであまり取り組んでこなかった作曲家にも

積極的に挑戦してみましょう。

その過程で

自分の趣味や興味が変わってくるかもしれません。

 

一方、いずれ高いレベルに達すると、

分野をしぼる時期が来ます。

◉ モーツァルトを主なレパートリーとするピアニスト
◉ 編曲も手掛けながらピアソラばかりに取り組むピアニスト
◉ 現代音楽ばかりに取り組むピアニスト

など、

このような活動形態は

ただ単に「趣味、興味」という理由だけではなく、

「自分が社会に対して音楽で何をアピールすべきか」

ということを絶対に考えているはず。

 

プロを目指しているわけではなくても

今よりも上達してくると

いずれ分野を絞って掘り下げる時期がくることは

間違いありません。

その時に

ベストのチョイスをするためにも

今のうちは趣味や興味が偏りすぎないように

幅広い音楽に触れておきましょう。

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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