【ピアノ】ソナチネアルバムを楽しく学ぶためのヒント

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練習というのは
工夫次第で楽しくなります。
本記事で紹介しているやり方を通して
ソナチネアルバムの魅力を発見してください。

 

多くの学習者が通る、ソナチネアルバム。

筆者がこのアルバムを学んでいた当時の感想は、

「正直、あまり楽しくない」でした。

「ブルグミュラー25の練習曲」の音楽的で美しい作品のほうが

筆者にとっては

楽しく興味深く取り組めたものです。

 

しかし、あるやり方を取り入れてから

急にソナチネアルバムも楽しく感じるようになったんです。

それは「テンポを上げてみる」というやり方。

もちろん、緩徐楽章ではなく

急速楽章でのことです。

 

ソナチネアルバムに入っているような

古典的な学習ソナチネの場合、

ゆっくり弾いていると何だか退屈でも

テンポを上げて弾くと

いきなり活き活きとしてくる作品が多い。

 

我々が「これくらいのテンポでOK」と思い込んで弾いているテンポって、

たいてい、遅すぎるんですよ。

ソナチネアルバムは

入門修了からそれほど経っていないときに取り組む曲集なので、

学習段階的に

作曲家が望んでいるような急速なテンポで弾くのは

まだ難しいですよね。

しかし、今より少しテンポを上げることくらいは出来るはず。

 

テンポを上げるだけで、

流れが良くなり

作品ほんらいの活き活きした表情が現れて

弾いているときの楽しさまで出てきます。

 

ソナチネアルバムを

普通に何となく弾いていたら、

それは楽しくないんですよ。

しかし、

練習というのは工夫次第。

「テンポを上げてみる」

というやり方で

ソナチネの魅力を発見してください。

 

繰り返しますが、

筆者は当時、このやり方に気が付いてから

急にソナチネアルバムの学習が

楽しく感じるようになりました。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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