楽曲の締めくくりでは、
「最後の音符を弾いた後の休符でぜったいに音楽をやめない」
これを心得ましょう。
「強奏」で終わる場合も「弱奏」で終わる場合も同様です。
楽譜上、最後の音符の後に休符が書かれていないケースもあるでしょう。
その場合であっても、
最後の音を弾き終えた途端に
すぐに気が抜けたりすると
聴衆側はかならず気付きます。
そして、せっかくの感動が台無しになってしまいます。
「最終音の直後の余韻や空気感が、いちばんの聴かせどころ」
といっても過言ではないくらいです。
こういったことは
意識さえすれば
入門者であろうと上級者であろうと
関係なく実践できることです。
ちなみに、
「立ち上がるときにギギギと椅子の音を立ててしまう」
これも
聴衆をげんなりさせてしまう原因になります。
退場しステージから完全にはける
最後の最後まで気を抜かずに。
コメント