具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ハイドン「ソナタ 第60番 Hob.XVI:50 op.79 第3楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、84-85小節)
このような、黒鍵を含む3度の連続が上手く弾けない場合にやるべきなのは
手を少し手前に移動させることです。
3度で、なおかつ黒鍵を含んでいるときって、
思っている以上に
手が鍵盤の奥へ入ってしまっているケースが多い。
黒鍵から指が滑り落ちない程度で
少し手間に移動してみてください。
ずっと弾きやすくなります。
どうして手が鍵盤の奥に入っていると弾きにくいのかというと、
単純に、キータッチが重くなるから。
ピアノの構造上、
打鍵にはシーソーのような「てこの原理」がはたらいているので
鍵盤の奥へ行けば行くほど
打鍵に多くの力が必要になってきます。
このキータッチの重さについて
普段はあまり意識していないかもしれませんが、
鍵盤の奥で4と5の指でトリルしてみると
たいへんやりにくいことがわかるはず。
3度の連続の具体的な練習方法は
以下の記事を参考にしてください。
Amazon著者ページ
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