【30秒で学べる】ドビュッシー「ベルガマスク組曲 1.プレリュード」ワンポイントレッスン

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ドビュッシー「ベルガマスク組曲 1.プレリュード」ワンポイントレッスン

 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、1-2小節)

楽曲の演奏解釈では、

「ペダル効果がどこまで続いているか」

という観点が必要不可欠。

 

ここでは、

1小節目の頭のF音がどこまで響いているのかを判断しなければなりません。

よく「1小節3拍目」でペダルを踏み変えている演奏を耳にしますが、

1小節目の頭で印象的に響かせた低いF音が

たった2拍分伸びただけで

「1オクターブと5度も上のバス音」に移ってしまうと、

いきなり音響が変わり過ぎて少々不自然。

 

ここでは、譜例のように、

2小節目あたりから段々とペダルを上げていき、

2小節3拍目の入りで上がり切るようにすると、

「音響がいきなり薄くなる印象」にならないのでオススメです。

「1小節3拍目」では

下にF音が鳴っていても和声として成立します。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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- ドビュッシー (1862-1918)
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