【ピアノ】長大な空き時間を使って有効に学習する方法

【ピアノ】長大な空き時間を使って有効に学習する方法

【ピアノ】長大な空き時間を使って有効に学習する方法

► はじめに

意外にも我々の日常には「長い空き時間」があり、これを有効活用することで音楽学習の効果を高めることができます。

本記事では、ピアノの鍵盤に触れられない外出先での長大な空き時間を、音楽学習のために最大限活用する方法を紹介します。

► 学習のヒント

‣ 外出先での「強制的な空き時間」を味方につける

出先で仕方がなく長大な空き時間ができてしまうことはあります。例えば：

・約束と約束の間に2時間ほどの空き時間ができてしまった
・予定していた用事が突然キャンセルになり、時間が空いてしまった
・学生であれば、授業と授業の間に3コマ分の空き時間がある

このようなまとまった長い時間は、何となくスマホをいじったり、無駄に散財をしたりして過ごしがち。しかし、出先というのは、ある意味「拘束」された状態なので、やり方によってはいつもよりも集中して学習する時間へ変えることができるでしょう。

‣ ピアノがない環境でできる音楽学習とは？

ピアノの鍵盤に触れられない環境でも、音楽的な成長につながる学習はあります。例えば：

・楽曲分析をする
・楽曲分析の学習をする
・音楽書籍を読む

出先では「後回し」にされがちな学習を優先する

家でのピアノ練習時間は、どうしても「まずは指を動かしたい」「決めたノルマを終わらせたい」という気持ちが先行し、分析などは後回しになりがち。出先での空き時間は、そういった「分かっているけど後回しにしてしまう」作業に最適です。

・「この曲の分析をしておくべきだな」と思いつつも、家では弾くことを優先してしまう
・「音楽史の本を読んで時代背景を理解したい」と思っていても、家では昼寝の時間になってしまう
・「楽曲の背景をもっと調べてから弾きたい」と思いながらも、ついついその日の練習ノルマを優先してしまう

外出先での「強制的な空き時間」こそが、こうした作業を集中して行うチャンスです。

‣ 実践的な空き時間活用のためのツールと環境

1. 基本的な環境の確保

・カフェや学食：最低限、座って作業できる場所を確保する
・図書館：より静かな環境が必要な場合はアクセスの良い図書館も選択肢に
・学校のラウンジ：学生の方は空き教室やラウンジの活用も

2. デジタルツールの活用

人目を気にせず楽譜や書籍を広げられない環境では、タブレット（iPad等）などのデジタルツールが強い味方になります。いっそのこと、「外出先では全てタブレットで」と決めてしまうのもいいでしょう。

3. 筆者の体験談

筆者自身も、出先での空き時間を活用した学習などを実践しています。iPadを活用して楽曲分析をしたり、専門書を読んだり、時には、わざと「うるさい」カフェに入って音声入力で記事を書いたりしています。

実際、この実践で、これだけの本Webメディアの記事を提供できています。どういうことかというと、筆者は自宅でしか作曲をしないので、記事はほとんど外出先で書いているのです。つまり、この記事自体が、空き時間活用の成果物。定期的な更新によるコンテンツ制作は、こうした「隙間時間」の有効活用なくしては実現できませんでした。