「独学で始めてみたけど練習が続かない」
「教室へ行く前日しか練習する気になれない」
「ピアノが好きなのに、なんだか練習が面倒に感じてしまう」
こういったあなたへ向けた記事です。
「練習環境のシンプル化」
に焦点を当てた内容だけを厳選しました。
「ピアノが好きでも、なかなか重い腰が上がらない」
という経験は
きっとあなたにもあるはず。
解決法、結論から言います。
練習の中身に関係ない部分は
あらゆる工程を省きまくってください。
という記事の中で、
継続のポイントとして
「毎日ピアノへ向かえるようになるためには、練習を始めるまでのハードルを下げておくことが重要」
などと解説しました。
これを踏まえて
「練習環境のシンプル化」
についてもう少し考えてみましょう。
■始められない練習の始め方
♬ 毎日使う楽譜は出しっぱなしに
毎日必ず使用する楽譜は
出しっぱなしにしておき、
ていねいに楽譜棚へしまわないでください。
大人が片付けをしないと
子供の教育上良くないと思う方は
ピアノの上にまっすぐ置けばいいだけのことです。
1秒で出来る整理整頓で充分です。
逆に、
めったに使わない楽譜は
今すぐにピアノの上から追放しておいてください。
すべては
ムダなく素速く使いたい楽譜へたどり着き、
練習開始までのハードルを下げるためです。
♬「メトロノーム」も「ICレコーダー」も出しっぱなしに
メトロノームやICレコーダーのような
練習の際に最低限必要なものは
ピアノの上へ出しっぱなしにしてください。
重くないですし、ピアノを傷つけないので大丈夫です。
また、
楽譜に書き込みをする方は
シャーペンなども「ピアノ練習用」を用意してしまい、
置きっぱなしにしましょう。
出しっぱなしでホコリがかぶる心配は不要。
小さなものは一拭きですので。
ちなみに、
グランドピアノの場合は
あまりにも細い胴体のシャーペンですと
フタの隙間からピアノの中へ落ちてしまう可能性が出てきます。
別の意味でやる気が喪失しますので
そういったタイプのものは避けるべきです。
♬「鍵盤カバー」は捨てる
練習後、日常的に鍵盤部分のフタを閉めるのであれば
鍵盤カバーは不要です。
ちょっとした手間でもひとつひとつ減らしてみると
それだけ腰が軽くなります。
逆に、
アップライトピアノの場合は
譜面台が倒れてきて黒鍵を傷つける可能性もゼロではありません。
そういった理由があって
鍵盤カバーをかけたいのであれば
表裏を気にせずバッと被せてください。
いいですか、
何と言っても
「見た目を気にしないこと」
これがポイント。
見た目の良さばかりに一生懸命になって
ちょっとしたことであっても
やることを増やしまくると
腰が重くなります。
「その過程で心が整って、前向きに練習へも向かえるのですが…」
という方は
それでもOKです。
しかし、
おそらく、それができないから
この記事を読んでいるのですよね。
筆者も面倒くさがりでムリだったので、
◉ 捨てられないものは、見た目や子供の教育を気にしすぎず出しっぱなしにする
というやり方で重い腰を上げています。
つまり、「仕組み」で乗り切っているのです。
他にも、
電子ピアノをお使いの方は
「節約のためだからといって、電子ピアノのコードを抜かない」
そして、できる限り
「ピアノを置く部屋は、すぐ行ける部屋にしておく」
こういったことも考慮に入れてみましょう。
本記事の内容を簡潔にまとめます。
これが、
「練習環境のシンプル化」という視点で考えた場合の
「始められない練習の始め方」です。
【ピアノ】毎日練習が継続できるカンタンな方法
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