今回は、ちょっとライトな話題。
昔のことですが、
友人がくれた楽譜が新品だったので
わけをきいてみたら
「持っているのを忘れていてもう一冊買ってしまい、返品するのも面倒だから」
とのことでした。
笑い話のようですが、
「正直、やばい傾向だよね」
という結論になりました。
同じように、楽譜をダブらせて買ってしまった経験はありませんか。
楽譜というのはその役割上、
使わないものや
長いあいだ開かないものが出てくるのは
仕方のないことです。
ときには、忘れてしまうこともあるでしょう。
しかし、
楽譜店へ行く前に
その楽譜をほんとうに持っていないのかどうか
本棚へ手を伸ばしてみれば
重複買いを回避できるものです。
ラフマニノフ=シュルツ「ヴォカリーズ Op.34-14」
ラヴェル「前奏曲(1913)」
など、
厚紙を一切使っていない
紙切れ一枚または数枚のペラペラの楽譜は
特に忘れやすい。
まったく厚みがないので
楽譜と楽譜の間に挟まると
見事に消えます。
また、
いわゆる「名曲」と言われている作品は
「楽譜を持っていないと思っていたけれど、実は名曲選集の中に入っていた」
などといったことが起こり得ます。
「持っていないという思い込み」
は意外とあてになりません。
筆者自身も、
「結局これ、買ってたんだった」
などと気付いたり
いい加減な楽譜管理をしてしまっていた時期がありました。
やるべきことはひとつで
とにかく、
楽譜店へ行くよりも前に
退蔵されている数々の楽譜を引っ張りだしてみることです。
次回から実行してみてください。
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