【30秒で学べる】ショパン「ワルツ第7番」ワンポイントレッスン

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ショパン「ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2」ワンポイントレッスン

 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、30小節目)

原曲では

ここにダンパーペダルの指示はありません。

右手が細かく動いていますが、

速いテンポで演奏するのであれば

にごりもそれほど気になりませんので

ダンパーペダルを使ってもいいでしょう。

その場合の踏み方は、①か②のどちらかです。

 

これは和声知識による判断です。

今回はコードネームで表記しました。

 

(再掲)

1拍目から2拍目にかけてハーモニーが変わっているのは事実なのですが、

よく注意してみると、

「Fa-La-Do」という3つの音は共通している、

ということに気付くと思います。

つまり、①のように

2拍分ペダルを踏んだままにしても良いでしょう。

 

ただ、ベース音が変わるとサウンドは確実に変化するので、

2拍目にベース音がDis音に変わったということを

しっかりと聴かせたい場合は、

②のように1拍ずつ踏み変える手もあります。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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