‣ 表現技法

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フレージングとアーティキュレーション

【ピアノ】「分割」が「短音」にならないように気をつける

「音価(デュレーション)」についての注意点は、 簡潔に言うと 「うっかり、ラクをしないこと」です。 「現代ピアノ演奏テクニック」 著 : エフゲーニ・ヤコブレヴィッチ・リーベルマン  訳 : 林万里子 / 音楽之友社 ...
- 役に立つ練習方法 他

​​【ピアノ】音の切れ際に耳をすます②

本記事は、 ​​【ピアノ】音の切れ際に耳をすます という記事の補足的内容。 本記事単体でもお読みいただけます。 「心で弾くピアノ―音楽による自己発見」 著 : セイモア・バーンスタイン  訳 : 佐藤 覚、大津 陽子 ...
ダイナミクス

【ピアノ】表現に困ったら、すべての音符へ松葉をつけてみる

作曲家がダイナミクス指示をしていないからといって その部分で真っ平らな演奏をするのは、 楽譜を正しく読んでいることにはなりません。 以下の譜例を見てください。 プロコフィエフ「ピアノソナタ第2番 ニ短調 Op...
テンポ関連

【ピアノ】伸ばしている音符だけにrit.が書かれている意味

本記事では、 演奏方法に迷いやすい記譜のうち 「伸ばしている音符だけに rit. が書かれている意味」 について解説しています。 以下の譜例を見てください。 譜例(Sibeliusで作成) 武...
譜読み

【ピアノ】力のある作曲家が書いたアルペッジョは、アゴーギクの参考になることがある

意図的な場合を除き、 力のある作曲家は 音楽エネルギーの動向に反した表現付けをすることはありません。 具体例で見てみましょう。 楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。 ブラームス「6つの小品 ロ...
ダイナミクス

【ピアノ】実像からのエコーと記憶残像からのそれとの表現差

実像の中から出てくるエコーと 記憶残像の中から出てくるエコーとの表現の違いを 区別して捉えましょう。 作曲家が指示していない場合は 演奏家の解釈で使い分けることになります。 具体例で見てみましょう。 楽曲が変わっ...
譜読み

【ピアノ】終わりの音に見せかけた始まりの音

フレーズの捉え方の中で たったひとつの音をどのように扱うのかによって 音楽のニュアンスがまったく変わります。 実際の楽曲の中には 「前のフレーズの終わりの音であり、なおかつ、次のフレーズの始まりの音」 と分析で...
テンポ関連

【ピアノ】accel.の達成感がきちんとあるかどうか

各種記号や用語などは 必ず何かしらの表現として書かれていることを前提として 譜読みをするようにしましょう。 accel. や rit. などのテンポ変化というのは なんとなくテンポが動いたら良さそうだから とい...
フレージングとアーティキュレーション

【ピアノ】フレーズの改めは、練習の初期は多めに時間を取ってやってみる

呼吸、時間の使い方をどうするかというのが 音楽ではものすごく大事です。 具体例で見てみましょう。 楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。 モーツァルト「ピアノソナタ第8番 K.310 第1楽章」 ...
ダイナミクス

【ピアノ】必ずしも音型に沿ってダイナミクスニュアンスを付けなくてもいい

作曲家がダイナミクスの松葉を書いていなくても メロディラインの起伏に沿って 多少のダイナミクスニュアンスをつけることは 幅広く行われていますね。 一方、そのようなニュアンスを付けなくてもいい例は いくつもありますので そのう...
テンポ関連

【ピアノ】テンポで通して弾いたときにはじめて見えるクセ

テンポを下げて部分練習をしているときには なかなか気が付きにくいクセ、 というものがあります。 ある程度テンポが速い作品や 強奏で鳴らすような作品を練習するときというのは、 はじめのうちは 部分練習をした...
テンポ関連

【ピアノ】テンポを感じて、作曲家の意図する表現へ少しだけ近づく

作曲家によるテンポ指示は 絶対的なものではありませんが、 あくまで学習方法のひとつとしては 数値から作曲家の意図が見えてくる側面に着目してみるのも アリでしょう。 譜読み前でも譜読み後でもいいのですが、 楽譜にテ...
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