具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、23-26小節)
譜例に見られるようなターンでは
一種の苦労がともなうことから
そのはじめの音にアクセントがついてしまいがち。
丸印で示した音のことです。
しかし、
メロディが装飾されているだけであって
その流れに横槍を入れてはいけません。
あくまでも、
「細かい動きからフレーズが始まっているのではない」
ということを忘れずに。
この譜例の部分では
ターンが細かな音符で書き譜にされていますが、
記号で書いてあっても同様の注意が必要です。
また、次の譜例のように
ターンが小音符で書かれていても
やはり、同様の注意をしましょう。
モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311 (284c) 第3楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、21小節目)
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