【ピアノ】なぜ、出しっぱなし学習は挫折しにくいのか

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音楽学習を続けるコツである
「出しっぱなし」について、
筆者がさんざん推す理由を解説します。

 

【ピアノ】とにかく音楽学習を続けるコツ

という記事などで、

学習開始までのハードルを下げるために

関連するあらゆるものを

出しっぱなしにしておくことについて

推してきました。

 

今回は、

学習方法や学習を継続するためにできることは

たくさんあるのにも関わらず、

なぜ「出しっぱなし」という方法を推すのかについて。

 

答えはシンプルで、

その方法を今後ずっとやり続けられるからです。

 

極端な例を挙げます。

筆者の知り合いに

一気に痩せるテクニックで

急激に痩せた方がいるのですが、

一気に戻っていました。

理由としてはおそらく、

その方法が極端すぎて

やり続けられなかったからです。

「一気に痩せたら、適度なものに切り替える」

などといった都合のよいことができれば

戻らなかったのかもしれませんが…。

 

音楽学習でも同様で、

とにかく、

「そのやり方を今後ずっとやり続けられるか」

という観点で

方法を選択していかないと

ぜったいにどこかで挫折してしまいます。

 

その点、

「出しっぱなし」に関しては

驚くような効果があるわけではなくても

継続のハードルが滅茶苦茶低い。

だから、

よほど整理好きの学習者でない限りは

挫折せずに継続できるのです。

筆者がさんざん推す理由はここにあります。

 

出しっぱなしによって

◉ 開始までのワンステップを減らせる
◉ 手を伸ばせば、すぐに取れる

という利点があります。

しかしこれは同時に、

何でもかんでも散らかりっぱなしでは意味がないということ。

必要なものと

必要になりそうなものだけ

出しっぱなしにしてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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