具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、178-179小節)
譜例のところは
この楽章の終盤であり
いちばんにぎやかなクライマックス。
フォルテで鳴らしたいところですが、
すべてをガンガンに弾くのではなく
1小節ひとカタマリの中から
モノを言っている部分を見抜いて表現すると
より音楽的に演奏できます。
丸印で示した部分がフレーズのヤマになっていて、
ファンファーレのよう。
ピーチクパーチクと強調したい部分ですね。
これまでに何度も書いているように
f というのはあくまで 「f 領域」という意味であり、
その中でも強調すべき音と控えめにすべき音というのを
見極めなければいけません。
カタマリ全体として f のエネルギーが伝わってくれば
それは f と言えるんです。
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