具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
グラナドス「ゴイェスカス 5.愛と死(バラード)」
譜例(PD作品、Finaleで作成、曲尾)
譜例のような
弱奏で長い音価がひたすら続くところって
意外とよく出てきます。
こういったところでは
緊張感を持続させることを意識してください。
いつも書いているように
出し終わった音を出しっぱなしにせず
自分の耳でよく聴き続ける。
そして、手腕や身体の動きにも緊張感をもち続ける。
サササッと動くと
演奏者自身も、また、聴衆にとっても
緊張感が切れてしまう原因になります。
音は少なくても難しい音楽というのは
こういった緊張感のコントロールも含めてのこと。
長い音価のところがいちばんラクできそうでいて
実際はラクできないのですね。
「長い音価でも、緊張感を途切れさせない」
これを前提に取り組んでみましょう。
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