楽曲の譜読みをしたり音源を聴いたりしていると
さまざまなことを発見するわけですが、
その中には
必ずしも実技に直結しないちょっとした発見もありますね。
例えば、以下の譜例を見てください。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、16-19小節)
ここでの動機素材というのは、
モーツァルト「ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453 第1楽章」
のカデンツァにおいても
そっくりのカタチで出てくるんです。
楽譜を目で見るだけでなく
実際に音源を聴いてみて欲しいと思います。
こういったことを知ったからといって
それだけで演奏が上手くなるわけではありません。
しかし、
その作品へまた一歩、深く入っていけたような喜びがある。
是非、このような
「必ずしも実技に直結しないちょっとしたこと」
というのを発見するたびに
いちいち喜んでください。
難しい楽曲を弾けるようになることだけが
音楽の楽しさではありません。
上記のような発見にいちいち喜びを感じるようになると
毎日の学習が数倍楽しくなります。
「自分に喜びを感じさせる方法」なんてありませんが、
まずは、興味をもって欲しいと思います。
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