バッハ「イタリア協奏曲 BWV971 第2楽章」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、19-20小節の上段)
32分音符自体は多く出てきますが、
四角で囲ったところは
16分音符の中に混ざってフッっと出てくる32分音符。
こういった動きは重くならないように
さりげなく演奏しましょう。
カギマークで示した箇所を見てください。
丸印の音「G-A」と音域が上がります。
Aの方によりエネルギーがかかるように指圧を深くしましょう。
バッハの作品では、
ロマン派の作品のように急激なダイナミクスの変化や
細かなダイナミクス表記はありません。
したがって、
このような「音程関係でのダイナミクスの考慮」を
細かくおこなっていくのがひとつのやり方です。
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