【30秒で学べる】バッハ「イタリア協奏曲 第2楽章」ワンポイントレッスン

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バッハ「イタリア協奏曲 BWV971 第2楽章」ワンポイントレッスン

 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、19-20小節の上段)

32分音符自体は多く出てきますが、

四角で囲ったところは

16分音符の中に混ざってフッっと出てくる32分音符。

こういった動きは重くならないように

さりげなく演奏しましょう。

 

カギマークで示した箇所を見てください。

丸印の音「G-A」と音域が上がります。

Aの方によりエネルギーがかかるように指圧を深くしましょう。

 

バッハの作品では、

ロマン派の作品のように急激なダイナミクスの変化や

細かなダイナミクス表記はありません。

したがって、

このような「音程関係でのダイナミクスの考慮」

細かくおこなっていくのがひとつのやり方です。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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