特定の楽曲の演奏ポイントや解釈などがまとめられた
いわゆる「解釈本」と言われる参考書は
多く出回っていますね。
譜読みを始める前に
また、譜読みと並行しながら参考にすることも多いと思いますが、
おすすめは
その楽曲が弾けるようになってから再読することです。
運指やペダリングなどをはじめとした演奏ポイントは
譜読みの時期に欲しい情報ですが、
ほんらい、他人の解釈というのは
自分の考えを中心に勉強してから受け取ると
より深く理解できたり参考になったりするものです。
概ね弾けるようになる頃には
譜読み前と比べると
楽曲理解が格段に深まっているので、
音源を聴いていただけではつかめなかった多くのことに
気が付いています。
そのタイミングで再読してみると
初読のときとは異なる気付きが出てくる。
再読と言っても、
特定の1曲のために割かれているページ数は
たいてい、あまり多くはありません。
気楽に本棚からもう一度引っ張ってきてみてください。
さまざまな作曲家の作品を広く扱っている解釈本のうち
良く知られているものは、
例えば、以下のものです。
もしまだ読んだことがなければ
いつも手元においておくといいでしょう。
◉ 最新ピアノ講座(7) ピアノ名曲の演奏解釈Ⅰ (音楽之友社)
◉ 最新ピアノ講座(8) ピアノ名曲の演奏解釈Ⅱ (音楽之友社)
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